ハイジ音楽・文化研究所について

ヨハンナ・スピリ作「アルプスの少女ハイジ」は児童文学の名作としてアニメなどでも親しまれているが、その原作に込められた主人公の真の姿は意外に知られていない

少女ハイジが、アルプスの自然に感動し幸いな日々を送る中、突然ドイツの都会生活へと押し込まれ、自分の内にある感情を抑えたままの生活により、心を病み夢遊病となる。又、そうしたつらい生活の中にあって、それまで触れることのなかった聖書の世界へ、祈りへと目が開かれていく。やがて、山に戻り、周りの人々の心を癒やす存在として生きていくハイジーーーー

そこに視点を置いてこの研究所は開設されている。

1.自然のすばらしさ及び芸術等に対する感動が我々の心にもたらすものを求めて。
2.様々な弱さの中で生きる我々の持つ痛み、悲しみを正しく受け止める。又、周囲の人とそうした思いを理解し共感していく心を求めて。
3.聖書が「まことの命」、「豊かな人生」についてどのように語っているかを求めて。

以上3点を主な柱として活動を行っている
会の性質上、営利団体ではないので会費等はなく、コンサートその他の活動は無料ないし実費程度に行われている。